2026年2月9日
1月・2月から始まる「冬の花粉症」の正体と、春を楽にするための徹底防衛術 | 保険適用のオンライン眼科診療 | てのひら眼科
「まだ本格的な春じゃないから、この鼻水は風邪だろう」と、市販の風邪薬や栄養ドリンクで誤魔化していませんか? 実は、日本の花粉シーズンは私たちが思うよりもずっと早く幕を開けています。1月下旬から2月にかけて始まる鼻や目の異変。それは、冬特有の環境が引き起こす「冬の花粉症」かもしれません。

1. なぜ冬に花粉症が起きるのか?飛散する花粉の正体
春のスギ花粉が注目されがちですが、冬の時期に飛散する花粉には主に以下の2つのパターンがあります。
- ハンノキ属(ハンノキ、ヤシャブシなど): 1月から4月にかけて飛散します。スギ花粉症と似た症状を引き起こすほか、リンゴやモモなどの果物を食べると口の中がかゆくなる「口腔アレルギー症候群」を併発しやすいのが特徴です。
- 早まるスギ花粉: 近年の暖冬傾向により、スギ花粉の飛散開始時期は年々早まっています。2月上旬には多くの地域で飛散が確認されており、敏感な人は1月の段階で予兆を感じ始めます。
そもそも花粉症がなぜ起きるのか、その仕組みや主な原因物質について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。 →[花粉症とは?]
2. 冬の環境が症状を悪化させる「乾燥」の罠
冬の花粉症が厄介なのは、季節特有の「乾燥」が加わるためです。
- 粘膜バリアの低下: 空気が乾燥すると、鼻や喉の粘膜が乾き、異物を外へ追い出す「線毛運動」が弱まります。その結果、わずかな花粉でも粘膜の奥まで侵入し、激しい炎症を引き起こしてしまいます。
- 再飛散の恐れ: 湿度が低いと、一度地面に落ちた花粉が再び空気中に舞い上がりやすくなります。室内でも、暖房の風で隅に溜まっていた花粉が攪拌されるため、注意が必要です。
3. 「風邪」か「花粉症」かを見極める4つのチェックリスト
症状が似ているため放置されがちですが、以下の項目に当てはまる場合はアレルギーを疑いましょう。
晴れて風の強い日に悪化する: 外出後や、換気をした後に症状が強まるなら、原因は空気中の花粉にあります。
目にかゆみや異物感がある: 風邪のウイルスで目に強いかゆみが出ることは稀です。
鼻水が「水」のように透明: 黄色や粘り気のある鼻水ではなく、蛇口から垂れるような透明な鼻水はアレルギーの特徴です。
くしゃみが連発する: 1回で終わらず、3回、4回と立て続けに出る場合は花粉の影響が疑われます。
4. 今すぐ実践すべき冬の徹底防衛術
- 帰宅後すぐの洗顔とうがい: 顔に付着した花粉は、時間の経過とともに鼻や目へ侵入します。
- 室内加湿の最適化: 湿度を50〜60%に保つことで、花粉の浮遊を抑え、自らの粘膜バリアを守ります。
- 洗濯物の外干しを控える: 2月以降は、晴れた日でも部屋干しに切り替えるのが安全です。
まとめ
冬から始まる花粉症を「ただの体調不良」として見過ごすと、春本番には炎症が深刻化し、仕事や日常生活に大きな支障をきたしてしまいます。早めの対策が、この1年のQOL(生活の質)を大きく左右します。
最後に. オンライン診療という選択肢も
目の症状があるとき、「病院に行く時間がない」「すぐには予約が取れない」と感じる方も多いでしょう。そんなときは、スマホやパソコンから気軽に相談できるオンライン眼科診療を活用するのも一つの方法です。
眼科オンライン診療を行う「てのひら眼科」では、症状の写真と事前問診をもとに、眼科医が目の状態を確認し、必要に応じて処方や対処法を提案してくれます。自宅からスマホ一つで眼科医の診察を受けられるため、安心です。

