2025年9月25日
疲れ目が治らないのはなぜ?眼精疲労との違いと症状を解説 |目の違和感、早めに医師に相談|てのひら眼科
一晩寝ても目の重さがとれず、頭痛や肩こりまで感じるなら、それはただの「疲れ目」ではなく放置してはいけない「眼精疲労」かもしれません。
この記事では、あなたの目と体を守るために知っておきたい眼精疲労のサインと、引き起こされる原因をわかりやすく解説します。

「疲れ目」と「眼精疲労」、何が違うの?
この2つは似ていますが、その状態の深刻さが異なると言われています。
- 疲れ目(眼疲労): 目を使いすぎたことによる一時的な症状を指します。十分な睡眠や休息をとることで、自然に回復することがほとんどです。
- 眼精疲労: 休息をとっても目の痛みやかすみ、充血といった症状が回復しにくい状態を指します。さらに、症状が目だけにとどまらず、全身に広がる可能性があるのが大きな特徴とされています。
- 体に出る症状の例:慢性的な頭痛(特に目の奥が痛む感覚)、首や肩のこり、めまい、吐き気など
- 心に出る症状の例:イライラ、集中力の低下、漠然とした不安感など
このように、眼精疲労はQOL(生活の質)を低下させる一因となるため、軽く考えずにきちんと向き合いたい状態です。
疲れ目に関して詳しく知りたい方はこちら
なぜ、つらい眼精疲労になるの?【考えられる5つの原因】
眼精疲労は、ひとつの原因ではなく、様々な要因が複雑に絡み合って起こると考えられています。
原因①:目の酷使(ピント調節筋への負担) 大きな原因の一つとして、パソコンやスマートフォンなどの長時間利用が挙げられます。近くの画面を凝視し続けると、目の中にあるピントを合わせる筋肉(毛様体筋)が緊張し続け、いわば「目のコリ」のような状態になります。これが、眼精疲労の主な要因の一つと考えられています。
原因②:目に合わないメガネやコンタクトレンズ 本来、メガネやコンタクトレンズを正しく使用することで、目のピント調節の負担を軽減できます。しかし、度数が合っていないメガネやコンタクトレンズを使うと、目に余計な負担がかかることになります。特に、ご自身では気づかないうちに度数が変化していたり老眼が進行していることがあるので、注意が必要です。
原因③:ドライアイ 涙の量が減ったり、質が悪くなったりして目の表面が乾く「ドライアイ」も、眼精疲労と深く関係しています。涙には、目の表面を保護し、ものを滑らかに見るための重要な役割があります。目が乾くと、その機能を補おうとして目に負担がかかり、疲れやすくなるのです。
原因④:隠れている目の病気 緑内障や白内障、斜視といった目の病気の症状の一つとして、眼精疲労に似た感覚が現れている可能性もゼロではありません。「たかが疲れ目」という自己判断が、病気の発見を遅らせてしまうこともあり得ます。
原因⑤:生活環境や心身の状態
体の歪み、自律神経の乱れ、精神的なストレスなども、巡り巡って目の不調に繋がることがあります。また、エアコンの風が直接当たる環境、不規則な生活や睡眠不足も、眼精疲労の状態を悪化させる一因となり得ます。
▼より詳しい「治し方」に興味がある方へ
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まとめ:あなたの不調は、体からのSOSサインかも
眼精疲労は、「少し休めば治る」という単純なものではないかもしれません。放置すれば、心身の様々な不調につながる可能性も考えられます。「最近、目の調子が悪いな」と感じたら、それはあなたの体が発しているSOSサインと捉え、ご自身の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。 そして、症状が続く場合や、強い症状がある場合は、自己判断せずに眼科医に相談することが大切です。
最後に. オンライン診療という選択肢も
目の症状があるとき、「病院に行く時間がない」「すぐには予約が取れない」と感じる方も多いでしょう。そんなときは、スマホやパソコンから気軽に相談できるオンライン眼科診療を活用するのも一つの方法です。
眼科オンライン診療を行う「てのひら眼科」では、症状の写真と事前問診をもとに、眼科医が目の状態を確認し、必要に応じて処方や対処法を提案してくれます。自宅からスマホ一つで眼科医の診察を受けられるため、安心です。


