2026年1月19日
ただの疲れ目じゃない?視界が白くぼやける「3つの危険サイン」 |保険適用のオンライン眼科診療| てのひら眼科
ふとした瞬間、目の前の景色が白っぽく見えることはありませんか?
「あれ、メガネが汚れてる?」と思ってクロスで拭いてみても、変わらない。 「寝不足かな? コンタクトが乾いてるのかな?」と思って目をこすったり、目薬をさしてみたりしても、その白い霧は一向に晴れない……。
まるでサウナの中にいるように、あるいはすりガラス越しに世界を見ているように、視界全体が白くぼやけてしまう。 もしそんな症状があるなら、それは単なる「視力低下」や「疲れ」ではありません。目の中の透明な「レンズ」や、さらにその「奥」で、異変が起きているサインです。
今回は眼科医の視点から、この「白くかすむ」症状の裏に隠れている3つの主要な原因について解説します。 中には、放置すると失明のリスクもある「ぶどう膜炎」という怖い病気も隠れています。

その「白い霧」の正体は? 警戒すべき3つの原因リスト
視界が白くかすむとき、眼科医がまず疑うのは以下の3つです。 「ただの疲れ目」と自己判断する前に、ご自身の症状と照らし合わせてみてください。
1. カメラのレンズが曇る病気【白内障】
高齢者の病気と思われがちですが、アトピー性皮膚炎や糖尿病、ステロイド薬の使用などが原因で20代〜40代で発症する「若年性白内障」も増えています。
- どんな病気? : 目の中でカメラのレンズの役割をしている「水晶体」が、酸化ストレスや加齢によって白く濁ってしまう病気です。卵の白身が熱で白く固まるのと同じ変化(タンパク質の変性)が目の中で起きています。
- 見え方の特徴
- 全体的に霧がかかったように白っぽく見える。
- 「羞明(しゅうめい)」:明るい場所(晴れた屋外など)に出ると、光が乱反射して逆に眩しくて見えづらくなる。
- 夜間の対向車のライトや街灯が、花火のようにギラギラと散乱して見える。
- 緊急度: 低〜中 → 進行は比較的ゆっくりですが、一度濁ったレンズは自然に透明に戻ることはありません。生活に支障が出れば手術が必要です。
2. ピント調節機能のフリーズ【重度の眼精疲労(スマホ老眼)】
現代人に最も多いのがこのタイプです。
- どんな病気? : スマホやパソコンを長時間見続けた結果、目の中でピントを合わせる筋肉(毛様体筋)が固まってしまった状態です。
- 見え方の特徴
- 夕方になると悪化する:朝は調子が良いのに夕方になると急に視界がぼやけたりかすんだりする。
- 目を休めたり温めたりすると一時的に改善する。
- 目の奥のズーンとした痛みや頭痛・肩こりを伴うことが多い。
- 緊急度: 中 →「ただの疲れ」と侮ってはいけません。ピント機能の不全が慢性化すると、回復が困難になるだけでなく、自律神経失調症など全身の不調につながりま
- 眼精疲労に関する他の記事 : その目の不調、「秋バテ」かも?|涙・目のかすみにも診察可|てのひら眼科
3. 目の中で炎症が起きている【ぶどう膜炎】
これが最も警戒すべき、緊急性の高い病気です。
- どんな病気? : 眼球の内側にある、血管が豊富な組織(ぶどう膜)に炎症が起きている状態です。いわば「目の中で火事が起きている」ようなものです。免疫異常や感染症が原因のことが多く、サルコイドーシスやベーチェット病など、体全体の難病の前触れであることもあります。
- 見え方の特徴
- 「かすみ」+「飛蚊症」:霧がかかったような見え方に加え、黒い点や虫のようなものが飛んで見える症状が急に増える。→ 飛蚊症についてはこちら:飛蚊症とは?目の前に見える「黒い影」の正体 | 保険適用のオンライン眼科診療 | てのひら眼科 | てのひら眼科|眼科に特化したオンライン診療クリニックです
- 蛍光灯の光すら眩しくて目を開けていられない。
- 充血があり目の奥に鈍い痛みを感じる。
- 緊急度: 高 → 放置すると、炎症によって虹彩(茶目)が水晶体に癒着してしまったり、緑内障や白内障を併発したりします。最悪の場合は失明に至るリスクもあるため、早急な治療が必要です。
「疲れ目かな?」自己判断が一番の敵
「最近忙しかったから、目が疲れているだけだろう」 そう思って市販のクールな目薬で様子を見ている方が非常に多いですが、これは危険な賭けです。
特に「ぶどう膜炎」は、初期症状が眼精疲労やただのかすみ目と似ていますが、治療のスタートが遅れれば遅れるほど、目の機能に永続的なダメージを残す確率が上がります。 また、自分では「白内障だろう」と思っていたら、実は網膜剥離や眼底出血だった、というケースも眼科の現場では珍しくありません。
「白くかすんで見える」 この症状が出た時点で、あなたの目はすでに悲鳴を上げています。 「見えにくい」というストレスを抱えたまま生活するのを、もう終わりにしませんか?
その「霧」を晴らすために、まずはプロの判断を
原因が「疲れ」なのか、「老化」なのか、それとも「今すぐ止めなければならない炎症」なのか。 それを見分けることができるのは、眼科医だけです。
もし今、あなたの視界に「白い霧」がかかっているなら
自己判断せずに早急に眼科を受診して検査を受けてください。
「仕事が忙しくて病院に行く時間が作れない」「いきなり病院はハードルが高い」 そう躊躇してしまう方は、オンライン診療という選択肢も検討してみてください。 画面越しに医師があなたの目の状態(充血の有無など)や症状を詳しく伺い、緊急性が高いのか、どのような対処が必要なのかを的確にアドバイスします。
視界がクリアになるだけで、毎日の生活は驚くほど鮮やかになります。まずはその一歩を踏み出してください。
最後に. オンライン診療という選択肢も
目の症状があるとき、「病院に行く時間がない」「すぐには予約が取れない」と感じる方も多いでしょう。そんなときは、スマホやパソコンから気軽に相談できるオンライン眼科診療を活用するのも一つの方法です。
眼科オンライン診療を行う「てのひら眼科」では、症状の写真と事前問診をもとに、眼科医が目の状態を確認し、必要に応じて処方や対処法を提案してくれます。自宅からスマホ一つで眼科医の診察を受けられるため、安心です。

