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白目にできた「赤い点」の正体と正しいケア|今すぐスマホで診察予約 | てのひら眼科

気付いたら白目が真っ赤に

朝、顔を洗おうと鏡を見たら、白目の中にポツンと鮮やかな「赤い点」がある……。 あるいは、絵の具を落としたような「赤いシミ」が広がっている……。

「何これ!? 昨日までは真っ白だったのに!」 「針で刺されたみたいになってるけど、大丈夫なの?」

痛みはないのに、白目の一部だけが赤く染まっているこの症状。 見た目のインパクトが強いため、パニックになってしまう方も多いですが、実は眼科では非常によくある症状の一つです。

今回は、この突然現れる「赤い点」の正体症状の特徴、そして早く消すためのケア方法について解説します。

病名と症状:その正体は「結膜下出血」

この赤い点には、正式な医学名があります。

病名:結膜下出血

名前の通り、白目の表面を覆っている膜(結膜)の「下」で、細い血管が切れて「出血」した状態です。

この病気の特徴的な症状

「結膜炎(はやり目)」などの他の病気と見分けるポイントは、以下の2点です。

  1. 痛み・かゆみは「ほとんどない」: 最大の特徴です。見た目は派手ですが、痛みやかゆみはありません。 出血量が多い場合のみ、まばたきの時に少し「ゴロゴロする」感じがすることがあります。
  2. 視力は「変わらない」: 出血しているのは目の表面だけなので、見え方には影響しません。
チェックポイント
  • 「目やに」が出る→結膜炎(感染症など)の可能性があります。
  • 「痛み」がある→別の目の病気の可能性があります。
  • 「赤くなっているだけ」→ 今回解説している「結膜下出血」の可能性が高いです。

「何もしてないのに!」……なぜ急に「点」ができるの?

「ぶつけた覚えもないのに」という方が多いですが、日常の些細な動作や、目の乾燥による摩擦がきっかけで、血管は簡単に切れてしまいます。

  1. 瞬間的な「圧力」がかかった
    • 咳(せき)・くしゃみ: 大きなくしゃみをした瞬間、目に圧力がかかり「点」ができることはよくあります。
    • いきみ: トイレで踏ん張ったり、重い荷物をグッと持ったりした時。
  2. 実はこれが大敵!「ドライアイ」
    • まばたきの摩擦: 目が乾いていると、まばたきのたびに瞼(まぶた)と白目の間で「摩擦」が起きます。潤滑油がない状態で機械を動かすようなもので、この摩擦の積み重ねが血管を傷つけ、出血の原因になります。
  3. 知らない間に触っていた
    • こすりすぎ: 寝ている間に無意識に目をこすってしまい、朝起きたら「点」ができているパターンです。
    • コンタクトレンズ: レンズの縁が当たったり、外す時に爪が触れたりした跡が「点」になることもあります。
  4. お酒や体質
    • 飲酒: お酒を飲んで血管が広がり、切れやすくなった時。
    • 加齢: 年齢とともに血管が脆くなり、ちょっとしたことで出血しやすくなります

「赤い点」を早く消すには? 正しいセルフケア

腕の「あざ」がすぐには消えないのと同じで、この「赤い点」も消えるまでには時間がかかります。

特効薬はありません。「刺激を与えずに自然に吸収されるのを待つ」のが唯一の近道です。

どのくらいで消える?

出血の量によって異なりますが、目安は以下の通りです。

  • 小さな点の場合: 数日〜1週間程度
  • 大きなシミの場合: 2週間〜1ヶ月程度

治っていく過程で、赤かった点が「黄色っぽく」変化して薄くなっていきますが、これは治りかけのサインですので安心してください。しかし、治る過程でも再度出血する可能性があるので、完全に消えるまでは、なるべく触らないように注意してください。

やってはいけない「3つのNG」

良かれと思ってやると、逆に「赤い点」が大きくなってしまうことがあります。

  1. 「充血用」の目薬は控えたほうが無難:市販の充血用目薬は、血管をキュッと細くして赤みを抑えるものですが、これは血管から「漏れてしまった血液(赤い点)」には効果がありません。 早く治したいからとさしてしまうと、目薬の成分が刺激となり、かえって逆効果になる可能性もあります。あせらず自然に吸収されるのを待ちましょう。
  2. 蒸しタオルで温めるのはNG:赤くなってすぐに温めると、血流が良くなりすぎて出血量が増え、「点」が大きく広がってしまう可能性があります。
  3. コンタクトレンズの使用はNG:レンズが赤い点(傷口)に触れると治りが遅くなります。赤みが引くまではメガネで過ごしてください。

この「点」は危険かも? 病院へ行くべきサイン

基本は放置で治りますが、以下の場合は「ただの出血」ではない可能性があります。

すぐに眼科へ!(危険なサイン)

  • [ ] 「痛み」や「かゆみ」がある:通常の赤い点に痛みはありません。痛む場合は感染症などの疑いがあります。
  • [ ] 「見えにくい」「かすむ」:赤い点が出ているだけでなく、視力が落ちている場合は目の内部で問題が起きている可能性があります。
  • [ ] 「目をぶつけた」後にできた:ボールが当たった等の外傷がある場合は、網膜剥離などの恐れがあるため必ず検査が必要です。

まとめ:赤い点は「目のあざ」、基本は休息を

  • 痛み・視力低下がなければ心配無用 → 血液が吸収されるのを、触らずに気長に待ちましょう。
  • 体からの「お疲れサイン」 → 今日は無理をせず、早めに休んでください。

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最後に. オンライン診療という選択肢も

目の症状があるとき、「病院に行く時間がない」「すぐには予約が取れない」と感じる方も多いでしょう。そんなときは、スマホやパソコンから気軽に相談できるオンライン眼科診療を活用するのも一つの方法です。

眼科オンライン診療を行う「てのひら眼科」では、症状の写真と事前問診をもとに、眼科医が目の状態を確認し、必要に応じて処方や対処法を提案してくれます。自宅からスマホ一つで眼科医の診察を受けられるため、安心です。

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